ヴァーチャルアカデミー

ヴァーチャルアカデミーの目的

本拠点では、水循環予測、流域環境質の分析と環境改善のための先端技術を研究・教育しますが、その一方で得られた研究成果をアジア域の個々の流域、風土に適用させるために、双方向性のある教育・情報システム、「流域水管理ヴァーチャルアカデミー」をWWWに開設します。
本システムでは、先端技術の具体的な適用モデル、手法をサーバー上に公開し、誰でも自国のデータセット、採水・観測活動などでこれを利用できるようにします。 その上で、個々の適用経験や問題点に関するデータをサーバーに登録することで、適用事例の相互比較、利用者間の相互学習を可能にすると共に、先端技術の欠点を浮かび上がらせて、新たな研究課題を発見、特定していきます。

コンテンツは、水文解析、水質管理などで実務者等が利用できるソフトウェアとデータベースです。
アジアモンスーン域の流域総合水管理のためには先端技術と流域風土とのドッキングが必要ですが、このドッキングはトップダウンでできるものではありません。 ヴァーチャルアカデミーという、利用者が主役である自己発見型の教育・情報システムにより、このドッキングが可能となります。

Virtual Academy

山梨大学 大学院医学工学総合研究部附属 国際流域環境研究センター
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