地域計画研究分野

社会的・文化的背景を考慮した災害リスク共生社会構築

Shinichi Kitamura

北村 眞一 教授

日本の戦後の経済社会は、戦災復興、高度成長、環境破壊、経済崩壊と続きました。 物質的には豊かになりながら、精神的には豊かさが取り戻せず、環境問題に塗れていく日本。欧米化したアジアの一国の軌跡を背景に流域都市の開発を概観し再考します。

Isao Oyama

大山 勲 教授

わが国は経済発展を遂げましたが、自然環境・歴史文化・景観・コミュニティの豊かさや、地方の持続力・災害対応力は必ずしも向上していません。 地域計画は他地域が得た技法を単に真似るのではなく、その成功や失敗に学びながら、対象とする地域が自ら解決策を編み出していくことが必要です。 水害等水問題を解決することと同時に流域における日常の暮らしの豊かさを向上させる方法を地域計画・景観デザイン・観光・市民まちづくりの面から模索していきます。

Toshio Shimokawa

下川 敏雄 准教授

統計科学は、環境科学だけでなく、医学、工学、社会学など、いろいろな分野で活用されています。そのため、統計科学にも、様々な分野があります。私は、そのなかでも、医学統計学および環境統計学を専門にしています。
医学統計学では、癌臨床試験における試験デザインの考察、あるいは、臨床検査値の統計的診断、治療に対するResponderを摘出するための統計的方法を開発しています。 さらに、多施設共同試験を実施している、幾つかの臨床試験グループの統計解析責任者としても活動しています。
環境統計学では、とくに統計的学習(例えば、アンサンブル学習法やBayes流多変量解析)を開発し、アンケート調査および空間疫学データへの応用について研究しています。

写真をクリックすると山梨大学ホームページの研究者情報が表示されます。

山梨大学 大学院医学工学総合研究部附属 国際流域環境研究センター
〒400-8511 甲府市武田4-3-11

copyright (c) 2007 International Research Center for River Basin Environment.
All rights reserved.