環境管理研究分野

各種制約条件化での流域環境の廃棄物・廃水の適正管理

Kimiaki Hirayama

平山 公明 教授

私たちの生活で発生した汚れは下水道へ流れ、さらに処理水は河川に流れ、再び利用されます。 このような一連の流れの中で、下水道による汚れの除去、流下する間の汚れの除去、水利用のための汚染物質の除去、などにより、水質の向上がはかられています。 水質改善の効果的な方策を検討することで社会に貢献したいと考えています。

Hidehiro Kaneko

金子 栄廣 教授

廃棄物を適正に管理することは、環境汚染の未然防止だけでなく資源保護の観点からも重要です。 しかし、廃棄物管理に関わる社会的状況(法制度の現状、経済状況、技術水準、廃棄物への考え方や習慣など)は国や地域によって千差万別であり、その状況に応じて適正管理のあり方も異なるはずです。 生物系廃棄物のコンポスト化処理技術に関する研究や廃棄物の有害性評価に関する研究を進めながら、廃棄物適正管理について考えています。

Kazuhiro Mori

森 一博 准教授

植物−微生物共生のシステムは、汚濁物質の吸収・分解とバイオマス生産の能力を併せ持つため資源生産型の浄化システムへの発展が期待できます。 我々の研究室では様々な工学的手法を用いて植物と微生物の潜在能力を最大限に引き出すことに挑戦中です。

Keiko Hirayama

平山 けい子 助教

生物処理、上下水道、水質調査、緩速濾過、計算化学

Yasuhiro Tanaka

田中 靖浩 助教

現在、全世界で水不足が問題となっており、世界人口の約20%が安全な飲料水を手に入れるのが難しい状態であると言われています。 中でも、お隣の国の中国では平均降水量の減少と人口増加に加え、河川・湖沼等の水環境汚染が進んでいて、水不足のみならず、人への健康被害、生態系への悪影響についても懸念されています。 また、日本においても近年、国内有数の水源である琵琶湖、霞ヶ浦などの難分解性有機物による汚染が顕在化しています。 そこで私達は、このような水資源・環境汚染問題を解決すべく、植物や微生物のパワーを利用した低コストで環境にやさしい水環境汚染浄化技術の開発に関する研究を進めています。

Tadashi Toyama

遠山 忠 特任助教

生物と環境との関わりを理解し、それを環境問題解決に応用する研究を行っています。特に、微生物や植物が持つ環境浄化機能を解明し、この機能を制御、強化することを可能にする工学的技術の開発に取り組んでいます。

Hiroaki Matsuzawa

松澤 宏朗
GCOE研究員

これまでに、微生物の機能を利用した環境浄化が広く行われてきましたが、自然界に存在する微生物のうち99%以上は培養できないといわれています。 そのような未知の微生物の中には新たな汚染物質浄化能をもつ微生物や環境浄化において重要な役割を担う微生物がいることが期待されます。 私は、未培養の微生物の培養化を試み、環境浄化に役立つ新規微生物の探索とその機能解析を行いたいと考えています。

Risky Ayu KRISTANTI

Risky Ayu KRISTANTI
GCOE研究員

Seng Bunrith

Seng Bunrith
GCOE研究員


2012/9 異動
Wilawan KHANITCHAIDECHA

Wilawan KHANITCHAIDECHA
GCOE研究員

Ammonium treatment in undeveloped countries
2012/3 異動

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